1954-07-31 第19回国会 衆議院 労働委員会 第34号 又毎日一回工場の行事として能率品質生産に於ける工場対抗競技を行い只管対抗意識のみにて生産高を上げることを目的とするのであるが、人間の本能として作業条件の悪い事や給料の低い事を意識せず只、競技に勝つのみと一生懸命になる。而して若し優勝しても、全く大人に玩具を与えるよりも劣る様なわずか五円のうどん券一枚渡す。それも六百名に対し二十枚程度のものでした。 高村茂